【S2最終97位】エーススイッチ バンギハカドッグ【SVシングル】

風見鶏ナギと申します。

S2でギリギリ最終2桁に滑り込むことが出来たので記念に残します。

レンタルID
4D3H23

 

【構築経緯】
シーズン1では珠ハカドッグを使って68位といい結果が残せたので今シーズンもハカドッグを使いたいと思っていたが、珠は動きがバレたら弱いと前シーズンから感じていたので他の型を模索していたところ砂かきHBSハカドッグに行き着いた。

砂かきHBSハカドッグは欠伸によって龍舞バンギラスの起点をつくることができ、逆にバンギラスは砂おこしでハカドッグの素早さをサポートできるのでお互いが起点とエース両方になりえて使い勝手がよかったためこの2体を軸として構築を組み始めた。

この二体は基本セットで出すことになるが、どちらも先発性能が高くないので初手に置けそうな襷ガブリアスをとりあえず採用し、初手起点作成+龍舞バンギラス+欠伸砂かきハカドッグを構築のコンセプトとすることにした。

次にシーズン1では受けループにほとんど勝てなかったので、今シーズンではある程度対策したいと考えていて、汎用性を落とさず受けループを対策する方法は高火力物理技でごり押してクレベースの自己再生のppを枯らすことだと思ったので、鉢巻枠が欲しく、とりあえず強そうな鉢巻カイリューを採用。

続いてこだわり持ちを採用する以上引き先が欲しく、バンギラスが苦手なマリルリと水ケンタロスにも強そうなゴツメサーフゴーをクッション枠として採用。

ここまでで物理に偏っているのと砂下のハカドッグ以外ドラパルトやマスカーニャに上から動かれてしまうのが嫌だったので、特殊枠兼スカーフ枠としてスカーフサザンドラを採用して暫定的なパーティが定まった。

しかし、数戦回してみてキョジオーンが辛いことに気が付いたので、当初のコンセプトとは外れてしまうが、泣く泣くガブリアスの型をキョジオーンの対策にもなって砂とのシナジーもある砂がくれ身代わり型に変更する運びになった。

初手に置ける起点作成要員はいた方が絶対強いと思っていたし、スカーフ枠、鉢巻枠、クッション枠ももっと最適なポケモンがいると思っていたので、キョジオーン対策枠を含め色々とを模索するつもりだったが気が付いたらこの構築のままで最終日を迎えていた。

 

【個体紹介】

ハカドッグ@食べ残し(テラスタイプ:格闘)

特性:すなかき

性格:わんぱく

実数値(努力値):161(108)-121-157(180+)-x-117-116(220)

調整意図

砂下準速スカーフガブリア抜き
HPは食べ残し効率のいい16n+1
ボディプレスのダメージを伸ばすために余りはすべてB

 

自慢のHBSハカドッグ。

珠お墓参りが乱数次第ではガブリアスをワンパンできないのなら一度攻撃を耐えて上から2回殴って倒せばいいじゃないということで生まれた。

無振りでも威力150タイプ一致技の火力は高く、威力150お墓参りは無振りガブリアスを96.48%の高乱数2発。

耐久はA252ガブリアスの地面テラス鉢巻地震を81.9~96.8%で確定耐え、特化ドドゲザンの総大将不意打ちを78.2~93.1%で確定耐えと基本は一撃は耐えれるので上からお墓参り2回で敵を処理できるほか、先制技持ちや砂がないときでも欠伸+守るによって最速起きされなければ2回以上殴ることが出来るので非常に使いやすかった。

また、欠伸による対面操作でバンギラスの龍舞の隙をつくる事もでき、エースと起点づくりの両方をこなせるので柔軟に立ち回るこができる。

ラスタルを切らなくてもノーマルへの打点を確保できる点も偉かった。

 

 

バンギラス@さらさら岩(テラスタイプ:地面)

特性:すなおこし

性格:いじっぱり

実数値(努力値):195(156)-187(124+)-131(4)-x-121(4)-109(220)

調整意図

1舞で最速ミミッキュ抜き
Aは11nであり、ようき252とほぼ同値
余り耐久

 

砂要員であり積みエース。

せっかく龍舞を積んでも受けで止まらないように挑発を入れたい都合上、技スペース的に冷凍パンチが採用できないので、ガブリアス抜きの必要性が薄くミミッキュ抜きにとどめた。

ハカドッグと後述するガブリアスのためにさらさら岩もっているので仕方なくロックブラストではなくストーンエッジを採用。

ラスタルは耐性の補完的には飛行の方が優秀なのだが、ツーウェポンで技範囲が狭いので技威力を上げる必要があり地面にした。

耐久が高いのでテラスタルで耐性を変更すれば無起点でも舞え、ハカドッグの欠伸で対面操作をして有利な特殊アタッカーなどに合わせて着地させれば2舞も出来たりする。

積みエースとしての性能はもちろんの事、挑発で受けの変化技を封じて削りを入れることでハカドッグを通す動きもできる。

 

 

ガブリアス@光の粉(テラスタイプ:電気)

特性:すながくれ

性格:ようき

実数値(努力値):183-182(252)-115-x106(4)-169(252+)

調整意図

ASぶっぱ

 

運勝ちの権化。

砂隠れ+光の粉の命中率は72%なので相手に毎ターン気合玉を打たせるようなものであり、身代わり4回に技がすべて当たる確率は約27%なので一回で一撃技を当てられる運がなければどんなに不利な相手にも剣舞を積む隙を作れる。

ヘイラッシャとアーマーガアを屠るために電気テラバーストと地震のツーウェポンにしたが、テラスタルを切れないと浮いてるポケモンに打点が持てないので、このポケモンを選出するときはテラスタルを切るのに慎重にならなけらばいけない。

 

 

カイリュー@こだわり鉢巻(テラスタイプ:飛行)

特性:マルチスケイル

性格:いじっぱり

実数値(努力値):173(52)-204(252+)-116(4)-x-121(4)-125(196)

調整意図

最速バンギラス抜き

 

鉢巻枠。
受けループに対して剣舞ガブリアスと合わせて物理の役割集中をしていた。

鉢巻カイリューのいい所は受けループ側が渦カイリューをケアしなければならないので、最初にクレベースと対面した場合でも一度ドヒドイデなどに交換しなければならず、クレベースを必ず受け出しさせられる所にあった。

カイリューメタでバンギラスが増加すると思ったので最速バンギラス抜きにしたが、ほぼ居なかったので意味がなかった。

 

 

サーフゴー@ゴツゴツメット(テラスタイプ:飛行)

特性:黄金の体

性格:ずぶとい

実数値(努力値):191(228)-x-154(196+)-153-111-115(84)

調整意図

有名なゴツメサーフゴーの流用

Hが16n-1

Bが11nだったと思う

 

クッション枠。

ハカドッグは一応クッションとなれるが、ほかにも引き先が欲しかったのでボックスにいたゴツメ電磁波サーフゴーをそのまま採用した。

いまいち使いこなせなかった。

 

 

サザンドラこだわりスカーフ(テラスタイプ:鋼)

特性:ふゆう

性格:ひかえめ

実数値(努力値):167-x-111(4)-194(252+)-110-150(252)

調整意図

火力が欲しいので特化

 

スカーフ枠。

浮いてる鋼は無難に強かったが、この枠を襷枠にすればよかったと思う。

 

【選出】

  • 基本選出

カイリュー(orサザンドラ)+バンギラス+ハカドッグ(orガブリアス)

初手のポケモンで様子を見た後にバンギラスとハカドッグどちらを通すか決めて立ち回る。選出段階で初手で不利を取らないようにしたいが、それでも初手で不利を取ってしまったら物理相手にはハカドッグ、特殊相手にはバンギラスに引く。

 

  • 対キョジオーン入り

ガブリアス+@2

キョジオーンを剣舞の起点に全抜きを目指す。

キョジオーンに対して塩づけをされないタイミングでガブリアスを着地させなければならないので少し窮屈。ガブリアスの身代わりは塩漬けを2回耐える。

 

サーフゴー+@2

 

  • 受けループ

カイリューガブリアス+サーフゴー

 

【重いポケモン

ブラッキー、マスカーニャ

ブラッキーはサーフゴーの電磁波やバンギラスの挑発、ガブリアスの砂がくれ身代わりからの剣舞でどうにかしていたが、パーティが物理に偏っていてなおかつ弱点をつける技がほぼないのできつかった。

マスカーニャはパーティすべてのポケモンの弱点を突いてくる可能性があり、バンギラスは2舞しないと抜けず、ガブリアスより素早いので身代わりの試行回数も稼げず、そもそも必中技を使ってくるのできつかった。

ハカドッグで上から殴ったり、欠伸で対面操作をしてマスカーニャが出てくるタイミングでボディープレスをしたり、テラスタルで耐性を変化させることでどうにか倒していた。

マスカーニャはそこまで火力があるわけではないので鉢巻でなければ弱点を突かれてもどのポケモンも一撃ではやられない。(4倍弱点は除く)

 

【結果】

TN なぎ 最終97位 レート2185

上記の画像を見ていただけたらわかる通り本当にギリギリの滑り込み2桁でした笑

 

ここまで閲覧いただきありがとうございました。